SLAPP WATCH

大企業や団体など力のある勢力が、反対意見や住民運動を封じ込めるため起こす高額の恫喝的訴訟をSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)といいます。このブログはSLAPPについての国内外の実例や法律を集め、情報を蓄積し公開する研究室兼資料室です。反対運動のサイトではありません。基本的に♪
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サンプロ・コメント訴訟第三回口頭弁論、終了
裁判後集会20071012
10月12日、安倍晋三元首相の秘書ら3人が、朝日新聞編集委員の山田厚史氏と朝日新聞社を相手に、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」で日興コーディアル証券上場維持をめぐる話題が出た際の山田氏の発言が名誉毀損にあたるとして、損害賠償3300万円と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の第三回口頭弁論が開かれました。96人が傍聴したそうです。(当ブログ管理人は、裁判後の集会のみ聴講)

今回のポイントは、山田氏側が、番組の中で一切言及もしていない安倍事務所の秘書らに裁判をする資格(原告適格)はあるのか、と秘書側に説明を求めたところ(求釈明)、秘書側が、次回までに反論書を提出すると決定したことでした。

その後、参議院議員開館で、ジャーナリスト・上杉隆氏と民主党参議院議員・峰崎直樹氏によるミニ後援会が開かれました。これも多数の人が出席しましたが、山田氏と山田氏の弁護人・椎名麻紗枝弁護士のこれまでの仕事を通してつくられたつながりなのでしょう、「銀行の貸し手責任を問う会」の人々が、励ましの意味を込めて多数、参加していました。

上杉隆氏の講演は、安倍晋三元首相の話が中心になりました。上杉氏は、司法を使って自己の主張を認めさせようとする安倍氏は、「政治家あるいは内閣総理大臣としての矜持をお持ちでないのではないか」「三権分立をわかっていないのではないか」、事務所もHPのトップにメディアとの訴訟の情報が出てくる姿勢にみられるように「非常に近視眼的なところで政治を行っている」と、印象を語りました。

峰崎直樹氏は、問題のサンデー・プロジェクトがとりあげていた日興コーディアルグループの粉飾決算の複雑なカラクリを解説しました。わずかな課徴金での事件の幕引き、東証一部上場維持の謎など事件はまだ全容解明されていないと語り、今後も国会で問題を追及していく決意を語りました。

さて、当ブログは、裁判にたずさわる弁護士の存在にも注目しています。この裁判の安倍事務所秘書ら3人の弁護士を務めているのは、神浩昭氏(神高橋法律事務所)と橋爪雄彦氏(橋爪法律事務所)です。

前公判では、山田氏は怪我をして間もなくで痛々しい様子でしたが、今回体調は回復しているようでした。次回第四回口頭弁論は、11月28日、13時30分、東京地裁、103号法廷で開かれる予定です。
| slapp | 興味深い裁判例 | 10:44 | comments(0) | trackbacks(1) |
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