SLAPP WATCH

大企業や団体など力のある勢力が、反対意見や住民運動を封じ込めるため起こす高額の恫喝的訴訟をSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)といいます。このブログはSLAPPについての国内外の実例や法律を集め、情報を蓄積し公開する研究室兼資料室です。反対運動のサイトではありません。基本的に♪
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サイバー・スラップ
インターネット上の言論がきっかけになって、SLAPPに相当する裁判が起こされることが増えています。企業が自社に批判的な匿名のインターネット上の投稿をした個人に対して起こすSLAPPをサイバー・スラップと呼びます。

サイバー・スラップも、通常のSLAPPと同じで、言論の萎縮効果を狙ったものです。しかし、アメリカで議論になっているサイバー・スラップは、一般的なSLAPPとは違ういくつかの特徴がみられるといいます。

⊡ 被告が全くの匿名もしくはハンドルネームで書き込みを行う者であること。
⊡ それに対し、原告側が実名を明らかにせよと迫ること。
⊡ 概して原告側は、プロバイダーに記録の提出を求めようとすること。
⊡ 原告は、訴訟の争点となる匿名の書き込みは、企業秘密などを漏洩した雇用者、前雇用者、もしくは内部の者によるものだと訴えるため、名誉毀損とともに(もしくはそれに換えて)、企業秘密の漏洩や信義義務違反でも訴訟を起こす。
⊡ 原告には、企業の株価操作を匿名の書き込みは狙っているとして、株価の問題に言及する企業もある。

以上は、カリフォルニア・アンチ・スラップ・プロジェクト(CASP)のサイトのサイバー・スラップの解説に負っています。これらの点は、それを備えていなければサイバー・スラップではない、ということではなくて、新しい現象であるサイバー・スラップの特徴を、列挙したものと言えるでしょう。ネット上の匿名・実名をめぐるふるまいはアメリカと日本でかなり違いますから、日本のサイバー・スラップにも独自の特徴があるはずです。


◇参考
CyberSLAPPs
CyberSLAPP | Electronic Frontier Foundation
cyberslapp.org
| slapp | サイバーSLAPP | 19:19 | comments(0) | trackbacks(1) |
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