SLAPP WATCH

大企業や団体など力のある勢力が、反対意見や住民運動を封じ込めるため起こす高額の恫喝的訴訟をSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)といいます。このブログはSLAPPについての国内外の実例や法律を集め、情報を蓄積し公開する研究室兼資料室です。反対運動のサイトではありません。基本的に♪
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SLAPPに大制裁が加えられるアメリカ
評価:
ダン・ギルモア
朝日新聞社
¥ 2,205
(2005-08-05)
ブログの登場以来、個人発信の情報の重要性を説き続けているジャーナリストに、ダン・ギルモア氏がいます。彼はブログの出現によってアメリカのメディアが急激に変化する状況を描いた『ブログ〜世界を変える個人メディア』の著者です。彼が、一昨年の8月に判決が下されたある裁判を受けて、SLAPPは言論の自由を標的にしている、と警告しています。

一昨年8月、ロサンゼルス連邦裁判所は、大手法律事務所とその弁護士2人に対し、市民運動家と3人の森林事業従業員に、267000ドル(約3100万円)の罰金を払うように命じました。弁護士らは、開発業者・オコビータ社の意向を受けて、ビッグ・ベア湖の湖畔に瀟洒な分譲マンションを建設することに反対した市民運動家らを提訴しましたが、「くだらない訴訟(frivolous lawsuit)」と認定され、制裁を加えられたのです。裁判官は、弁護士、ひいては開発業者らが、脅迫でもって市民運動家らを萎縮させようとした、と判断しました。

ギルモアは、この判決は当事者にとってだけでなく、訴訟社会たる今日において、表現の自由を行使しようとするすべての人にとって重要であるといいます。特にウェブ上にニュースを発信できるようになった市民ジャーナリストと呼ぶべき人たちにとって特に影響のある判決だとします。批判を封じ込めるのに血眼になっている弁護士たちはすでにいるし、これからも増えるご時世です。この裁判のような判決が増えれば、弁護士たちも訴訟の前に再考することになるだろう、と述べています。

この裁判はSLAPPに対して、巨額の罰金を課したことで注目されました。この判決は、SLAPPを乱発する弁護士や業者の行動に、抑止効果を発揮しはじめていると評価されています。


参考:
Slapping Down Lawsuits Targeting Free Speech | Bayosphere
Law Firm Fined for Frivolous SLAPP Suit
| slapp | アメリカのSLAPP実例 | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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