SLAPP WATCH

大企業や団体など力のある勢力が、反対意見や住民運動を封じ込めるため起こす高額の恫喝的訴訟をSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)といいます。このブログはSLAPPについての国内外の実例や法律を集め、情報を蓄積し公開する研究室兼資料室です。反対運動のサイトではありません。基本的に♪
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JASRACvsダイヤモンド社訴訟、終結など
周回遅れ備忘録の更新です。日本音楽著作権協会(JASRAC)が、「週刊ダイヤモンド」に掲載された記事を巡り、2005年11月、名誉毀損であるとして約4300万円の損害賠償を求めダイヤモンド社を訴えていた裁判は、昨年12月19日、最高裁の決定が出され、同社に320万円の支払いを命じる東京高裁判決が確定していました。JASRACは5日後にはプレスリリースをウェブで発表しています。

株式会社ダイヤモンド社らに対する訴訟の終結について(JASRAC)

この裁判は昨年8月7日に東京高裁判決が出されていました。このときもJASRACは翌日付けですばやくプレスリリースを出しています。なぜかプレスリリースのフロントページにリンクはありませんが…。

株式会社ダイヤモンド社らに対する訴訟について(JASRAC)

一方、ダイヤモンド社のサイトでは、JASRACと訴訟があったことすら、うかがえません。JASRACが高額請求訴訟を提起した是非はおくとして、組織の説明責任の姿勢として、JASRACのほうが好感がもてます。望むらくは、紛争が起きた時点で、具体的論点をあげてウェブ上で情報発信がなされれば、第三者に検証が可能になるので、一層望ましいと考えます。昨年、JASRACにまつわる悪評のひとつとして伝説化していたオーケン事件(リンク先参照)が、雑誌「ぴあ」の大槻ケンヂ氏自身に取材した記事で否定されているのを目にしました。そうした噂話についてJASRACは積極的に見解を示していけばいいのにと思ってしまいますが、そうした対話型の組織運営は広がらないものでしょうか。

◇参考リンク
日本音楽著作権協会 - Wikipedia
JASRACが二審もダイヤモンドに勝訴、記事で名誉毀損
ナタリー - 大槻ケンヂがJASRAC「オーケン事件」の真相を語る
| slapp | 興味深い裁判例 | 10:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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